美容師の中で温泉の成分が髪に与えるダメージを与えるということは常識でした。
しかし全ての温泉が髪に悪いわけではありません。
温泉には酸性とアルカリ性があります。
髪は弱酸性でパーマ液とカラー剤はアルカリ性です。
アルカリ性泉は髪につくとキューティクルが開きやすくなりカラーがとれやすくなったりし、ダメージをうけます。
しかし酸性泉に入った場合は髪にダメージをうけにくく、すこしサラサラになることがあります。
僕は東京に住んでいるので東京近郊の温泉に入ることが多く、塩分を含んだナトリウム泉(しょっぱい)が多いです。
ナトリウム泉はアルカリ性なので温泉=髪が傷むというイメージが付いていたのですが
最近別府旅行に行った時、不思議な体験をしたので話したいと思います。
そこはシャワーがない温泉施設で入り口のおばちゃんが「うちの温泉で髪を洗うとサラッサラッになりますよ!」
と言われ半信半疑のまま温泉で髪を洗いました。
そのあとドライヤーで髪を乾かしたのですが本当に髪がサラサラに
この出来事にはびっくりしました。
「温泉=髪」が痛むのではなく、泉質によっては髪に良い場合もあります。
美容師目線でもここの温泉はとてもオススメです。
夢幻の里・春夏秋冬
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